前回の続きです。
自己推薦による申し込みは済ませたものの、さしたるアピールポイントもないため、あまり期待を持たず日々を過ごしていました。
2か月近く経過して申し込みをしたことすら忘れていた頃、1封の封筒が届きました。
貼られたシールには「B級受講内定通知」の文字が。
受講したくて申し込んだわけですが、いざ受講可能になると喜びよりも驚きの方が完全に勝っていました。
封を開けて中の書類に目を通してみると色々ととんでもないことになっていました。
とんでもないことその1
「ここはどこ?」
会場までの地図が記載されていましたが、全く見慣れない地形。
一瞬北海道の端っこかどこかかと思いました。
幸いそこまでは遠くなかったものの、どうやら自宅から片道5時間以上かかる会場に割り当てられたようです。
全ての会場について「受講可能」とした結果ですね。
とんでもないことその2
「講習会まで時間がない!」
受講通知が届いた時点で、講習会の開始まで既に1か月を切っている!
ここから、勤務先に1週間の休暇を申請し(講習会は前・後期それぞれ5泊6日のスケジュールでした)、交通手段を確保しなければなりません。
また、5泊6日を過ごすための荷物の準備も思いのほか大変でした。
とんでもないことその3
「課題もあるよ!」
「2014年のワールドカップを分析してディスカッションの準備をする」
「4種類のトレーニングテーマについて指導案を作成する」
という課題もありました。
(個人的事情で2014年のワールドカップの映像は嫌になるほど見てきたため、ディスカッションの準備の方はさほど大変ではありませんでした)
とんでもないことその4
「スケジュール表を見ると・・・」
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1起床
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2朝食
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3午前中:実技(講義の場合もあり)
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4昼食
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5午後:実技
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6夕食
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7夜間:講義
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8就寝
といった感じのまさにサッカー漬けの毎日。
「コンディションを十分に整えてご参加ください」という記載が不安を煽ります。
こんな感じで色々ありつつも、なんとか準備を間に合わせて無事に講習会初日を迎えることができました。
(「第3話:前期初日① 」へ続く)
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