サッカー未経験者の私がB級ライセンスを取得した話。

サッカー未経験者の私がB級ライセンスを取得した話。第19話:後期~追試間②

サッカー未経験者の私がB級ライセンスを取得した話。第19話:後期~追試間②

前回の続きです。

 

指導実践の追試連絡を待ちながらそのための準備を進める日々が続いていましたが、なかなかその連絡は届きませんでした。

元々、講師の方から、

「いつになるか分からない」

「すぐかもしれないし数か月後かもしれない」

と言われていたのですが、試験日がいつか分からずに試験勉強を続けるというのも気持ち的にはなかなか大変でした。

といいつつも、全く準備期間をおかずに追試をするよりは合格の可能性は上がるだろうとプラスに捉えてはいたのですが。

 

そんな中、携帯電話に未登録の番号からの着信がありました。

最初は「間違い電話だろう」と思い取らなかったのですが、立て続けに着信があったので取ってみたところ、なんと講師の方からのお電話でした

(連絡はメールで来るものと勝手に思い込んでいたため大変驚きました)

 

内容は当然ながら追試に関するものでしたが、のっけから「そっちで追試の準備できる?」という質問からスタートしたため、

 

TETSUYA
「それは無理です」

 

というお返事をしました。

 

「こちらで追試の準備をする」ということは、

「1週間後を目安に、東京都内で試験ができる広さのグラウンド(=フルサイズかそれに近い広さのコート)と、かなり高レベルのプレーヤー役をツテのない状態から必要数揃える」

ということでしたので、さすがに難しかったです。

 

ただし、講師としてもそれはある程度想定内だったようで、代替案として別の場所での追試を提案されました。

その場所というのが、B級ライセンス講習会をおこなったその場所というわけではないものの、その近くということでした。

数時間をかけてグラウンドに行き、10分程度追試をおこない、数時間をかけて帰ってくることになりますが、それ以外に方法はありません

了承して電話を終えた後すぐに交通手段を確保し、当日に備えました。

(チケットを窓口で購入した際、窓口横に今度追試で行く所の観光案内のチラシが楽しそうに置いてあり、「そんな楽しい旅行じゃねーや」と心の中でツッコミを入れていました)

 

(「第20話:追試」へ続く)

 

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