前回の続きです。
この日も前日同様、午前中・午後とも「講義→実技」の順番でおこなわれました。
午前の講義は「プレーの分析」について。
以前プレーの分析に関する講習会に参加したこともありましたが、分析を誤ってしまうとその後のトレーニング内容も誤ってしまうという危険性を再認識できました。
続いての実技の内容はC級の時にはなかったテーマで、大半の人が戸惑っている印象を受けました。
ただ、その戸惑いがインストラクターの方にまで影響を与えてしまったようで・・・。
最終的に、どういう現象が起こったらOKなのか分からずじまいという事態に。
どうなればOKかの雰囲気やイメージは分かるのですが、明確に言い表せないモヤモヤ感が拭いきれませんでした。
一方で、「インストラクターの方でもこんなことがあるのか」と、ちょっとだけ安心したりもしました。
昼食を挟んだ午後の講義では、「暴力の根絶」についてのディスカッションがおこなわれました。
指導力の向上に直接的には関係ないのかもしれませんが、
・誰が主役なのか
・誰のために指導力を向上させなければならないのか
という当たり前の話を時間をかけておこなう機会は滅多にないので、ブログのタイトルを「PLAYERS FIRST」としている私にとっても大変有意義でした。
(当然ながら、参加者の皆さんは「些細な暴力も許さない!」という方ばかりでした)
その後またハードな実技に移りましたが、午前と違いどういったプレーが必要かが明確にわかりました。
夕食後の講義でこの日の実技の振り返り&翌日の指導実践についてのガイダンスをおこない終了。
2回目の指導実践は各自1回目とは異なるテーマが割り当てられるのですが、なんとこの日の午前におこなわれた「モヤモヤ感の残ったテーマ」が当たってしまいました・・・。
インストラクターの方でも完璧にはできなかったのにどうしろと!?
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